土佐の瓦屋 5代目 依光瓦ホームページ


依光瓦工業有限会社 高知県香美市土佐山田町楠目446−2
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漆喰に少しのセメントを混ぜて、練っているところです。
うちでは昔ながらに、人の手やっています。
土を置いて、屋根と瓦の空間を埋めます。
昔の瓦は、均等な形でなかったため(ゆがんだり)、土で調節して雨漏りを防ぐのが職人の技術でした。
家の保温性・保湿性にも良い影響を与えるのでは。
最近では屋根が重くなることが嫌われますが、昔ながらの工法で建てられた日本建築は、やはり強いと思います。
地震国日本で、長い時間を掛けて進化した工法ですから。
昔は鬼を固定する金属がむき出しで、腐食して切れることがありましたが、うちは金属をカバーした線を使っています。